沖縄昆虫録

素人による昆虫探索記。人によっては閲覧注意

産まれた!産まれたぞー!

飼育していたナガサキアゲハが本日、羽化しました!!!!

ナガサキアゲハ(雄)
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祭りだ!祭りが始まるぞー!

男の子だと思ったんだよね!
よく食べるし、よくピクピクしてたし!(?)

おめでとうおめでとう!
よく頑張ってくれました!

蛹はもぬけの殻です。
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蛹の下には液体が
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ドゥルンとでるための潤滑液なんですかね?
人間で例えるなら羊水でしょうか。
私はこの子を産んだのでしょうか。(??)

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ちょっとだけよ~

神秘的な瞬間に立ち合えたことに感謝です!

ニューメンバー

先日、母が

「やだぁ~もぉう~~」

と叫びながら家に持って帰ってきたのが

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アゲハチョウの幼虫でした。

なんで持って帰ってきたし···。

お持ち帰りの理由を聞くと、「葉っぱを食べてる姿を見るのが好き(ハート×2)」
まるで子供をあやすかのようなことを言っていたのですがっ!
基本虫が嫌いで!!
現在飼育している虫に対してネグレクトなので!!!
世話をするのは私でございます。

飼育しているヤツがいうのもなんですが、
やっぱ野生の生き物は野生で過ごしている方が輝いて見えるんですよね。キリッ
そんな訳で、母にはこれで最後にしてくれと頼みました。
渋々、うん。(´・c_・`)と言ってたけど、信じていいのかしら。


ちなみに、シタベニセスジスズメの幼虫は蛹になりました。
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約4日後に羽化予定。

ナガサキアゲハも蛹になろうとしています。
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ちゃんと糸をピンと張って固定してますね。
無事蛹になりますように。

衝撃展開

現在、飼育しているアゲハチョウの幼虫をシロオビアゲハだと思って育てていたのですが、
終齢になって、なんと
ナガサキアゲハチョウの幼虫だったことが判明したのです!

ナガサキアゲハ(幼虫)
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オラびっくりしただぁ~。

昨年、ナガサキアゲハは蛹時にアリ軍団に殺られてしまったため可哀想なことをしてしまったのですが、
これは好機!リベンジのときであります!
ヽ(▽`ヽ彡ノ´▽)ノ

次こそちゃんと羽化させるからね!!


それからそれから、

ナス科の植物が、えらいハゲ散らかってまんなと思ったら、ニジュウヤボシテントウとダンダラテントウがいました。ちなみにダンダラテントウは肉食なのでたまたま居合わせたのでしょう。

ニジュウヤボシテントウ
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ダンダラテントウ
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ええねや、ゆっくりしたってーな。

散歩道中膝栗毛

図書館に本を返すついでにワンコロを散歩させに行きました。
もちろん生き物を探します。

さっそく陸貝をはっけーん。


アオミオアカタニシ
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妖艶な青さは軟体部であって、殻は半透明というボデーを持っています。
目が触角の根元にあったり、蓋がついてたり、そこらへんのカタツムリとは違う形態をしています。
都市部でも見られるみたいなんですが、よく石灰岩付近にいる印象です。
都市部で見られるといっても、環境省および沖縄県レッドリストで準絶滅危惧種として指定されているため、個体が多いわけではありません。
外来種ウズムシが補食するとか生息環境の破壊とか原因は様々です。
でも食っちまう気持ちわからなくもない。美味しそうだものね。



散歩を続けているとホウライカガミがあったので、もしや!と思って探すとヤツが。

オオゴマダラ(幼虫)
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県内最大の蝶であります!

別日に撮った成虫
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なんといっても蛹が美しい!
黄金に輝くわけです!
写真はフォルダをあさったけど見つかりませんでした···。使えねぇ。
次回トライすることにします!


犬の散歩と虫探しは相性悪し。
犬は色んな場所の匂いを早く嗅ぎたいし、私はゆっくり探したいしで、ペースが全く合わん!
サッチーとミッチーくらい合わん。
やはり虫探しは1人で行うに尽きる。と実感したのでした。

ナナホシキンカメムシ

ナナホシキンカメムシ(幼虫)
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5月になるとオオバキの葉の裏にナナホシキンカメムシの幼虫たちがタムロしている姿を目にします。
今回は単独行動している個体を撮影できました。

ちなみに成虫はコウナリマス。↓
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腹面はこんな感じ
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美しい。

沖縄では都市部でも見られます。

7つの黒点はシェンロンを彷彿とさせるとかさせないとか…。

散歩記録

犬のお散歩がてら、自分ん家の畑を見て回るのが習慣です。今回はそこで見つけた生き物を記録します。

リュウキュウアブラゼミ
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本土のアブラゼミより背面が赤ぽいのと鳴き声が違うらしいのですが、見た目では判断しづらかったので鳴き声で識別しました。
確かに鳴き声が違うんですよね。

近くにあったシークヮーサーの木にはクロトゲアリがいますた。

クロトゲアリ
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約1cmはあるんじゃないかというくらいデカイです。
そして仲間を集団リンチして殺したり、顎の噛み合いケンカをしているのを見ているので、気性が荒い印象です。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

アリの世界は奴隷や八つ裂きのルールがあったりと、何かと恐ろしいです。((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


そんな忙しないアリの横を悠々自適に歩くヤツが…。

オキナワウスカワマイマイ
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人家でよく見られるカタツムリです。まじでどこにでもいます。

オサヨコバイ
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シークヮーサーの葉に大量にとまっています。
他の種のヨコバイはアカギなどを枯らして現在問題になっています。


人間はコロナでてんてこ舞いですが、他の生物はそんなこと気にも留めることなく日常を懸命に過ごしているではありませぬか。逆も然りで、人間が気づいてないところで絶滅している種もいるのでしょうが。
地球に住んでいるのは人間だけでないとつくづく考えさせられます。