オオスカシバを追え!―ホロホローの森で君に逢いたい―3
だいぶ日が経ってしました。
最終章、海の生物編を綴ります。
ホロホローの森でオオスカシバを見るという目標を意気揚々と掲げ探索する私と姪でありますが(見つけられないとも知らずに)、
歩き始めてから40分ほどすると南風に乗って潮の香りがしてきました。オカヤドカリの数も増えてきたようにも思います。
ちなみに私たちは生物探しで時間がかかりましたが、普通に歩けば森の入口から15分ほどで浜に着きます。
具志頭浜
岩礁が広がる浜です。大潮のときは更に岩地が現れるでしょう。
釣り人も結構いました。激熱スポットなのでしょうか。
辺りにはノッチ(波でえぐられた岩)がポツポツあります。
寄り道つでに海の生き物を探します。
コンペイトウガイ
ヘリトリアオリ
カヤノミカニモリ
リュウキュウマスオ(殻)
岩礁に生息する貝が目立ちました。
掘ったり岩をめくったりしたかったのですが、海用装備をしていなかったため辞めました。
タイドプールではイワガニやエビなどが見られました。
ひとところ楽しんだので森に戻ります。
この頃になると、オオスカシバは見せてあげられないかもと思い始めた私は、せめて幼虫だけでも見て帰ろうと提案し
食草であるクチナシを探すことにしました。
道中、図鑑で見てみたかったカミキリムシに出会って興奮しました。
オキナワキボシカミキリ
背面は逃げてしまい撮れず…。
樹の色に擬態させているのでしょうか。色渋いです。かっこいい( ゚Д゚)b
掴んでみたかったです。
なんでもないカラムシに目をやるとオキナワナナフシもはけーん。
オキナワナナフシ
体長15cm以上を越える個体もいます。
私家の周辺でも出没します。
次々と虫が現れ、撮影タイムも間に合わない状況で幸せな時間でした!
ということで、今回の昆虫探索は終了です。
ほんと、事故もなく良かったです。
え?オオスカシバの幼虫は見つけたかって?
姪の絶望の眼差しがそこにあった、だけですよ。
察してください…。