沖縄昆虫録

素人による昆虫探索記。人によっては閲覧注意

カミキリ虫からの教訓

近所で春一番に出現する昆虫はモンシロチョウなんですが、
春二番くらいによく見られるのがカミキリ虫です。

オオシマゴマダラカミキリ
f:id:akaruiutu:20210528220340j:plain

タイワンゴマダラカミキリと酷似しているため、識別が難しい種であります。
腹部の毛有、毛無で識別できるそう。
今度ちゃんと見なければ!

ヒラミレモン(シークヮーサー)の葉や茎の皮を食べています。
茎って結構硬いのですが、それを噛みちぎるくらい顎の力が強いです。容姿とあいまってかっこいいではありませんか。
しかし捕まえるとキーキーと鳴き、まるで「やめてよぅ」と言っているようで、そのか弱さにギャップ萌えを覚えます。
また、交尾を3日間ほど続けるらしいのですが、
私が観察を続けた個体では5日間行っていました。
しかも私が空気を読めず近づきすぎたせいで「きゃっ」という感じで離れていったので、放っておいたらいつまで続いていたかわかりません。
なんといっても、邪魔してしまった気まずい空気は今でも忘れません。営みを邪魔するのはどの生き物に対してもご法度であることを教わりました。

めでたしめでたし。